「絶対やって!」NPO転職のおすすめ3ステップを紹介

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NPOに転職したいと思っても、どんな段取りを踏めばいいのか分からなくて不安ですよね。

NPOは転職活動をするうえで一般企業とは違う特徴的なところがあります。それを知らずに一般的な転職活動をしてしまうと、ミスマッチや不採用の確率も上がってしまいます。

NPO転職を成功させるには、いきなり求人サイトから応募する前に、ボランティアやプロボノで団体と関わりをもってから求人に応募するのがオススメです。

実際に民間企業からNPOに転職した私がオススメする3ステップを紹介します。

興味のある団体を調べる

ボランティア、プロボノとして参加する

実際に応募

さぁ、詳しくみていきましょう。

自分の興味のある団体を調べる

NPOの転職は団体が向き合っている活動に共感できるかがとても大事。団体毎に扱う社会問題が異なるため、そこが自分の関心軸とずれてしまうとコミットし続けるのが難しくなってしまいます。

まずは、自分が関心のある領域を扱っている団体にはどんなところがあるのか、情報を調べるところから始めましょう。

以下のサイトから探すのがおすすめです。

・CANPAN
・DRIVECAREER

・団体の公式サイト

CANPANは日本財団が運営するNPOのデータベースです。ここにどれだけ情報開示されているかで信頼性を測ることもできるでしょう。

drivecareerはETICが運営するソーシャルセクターに特化した仕事情報サイトです。NPO転職を考える人が1番多く見ている媒体なので、チェックしておいて損はありません。

既に関心のある団体がある人はホームページで求人ページをチェックしてみましょう。給与や働き方、福利厚生、副業の可否など開示されている情報にしっかり目を通すことが重要です。

次は気になる団体を見つけた後のステップに進みます。

ボランティア、プロボノとして参加する

NPOは少数精鋭で運営している団体が多く、基本的に人手不足であることが多いです。だからこそ、思いに共感してくれている方からの協力申し出はとてもありがたいもの。

専門性が必要なものから、ちょっとした事務仕事などスキルがなくても協力してもらえる仕事は、どこの団体にもあるものです。

団体のホームページにボランティア、プロボノ募集情報を掲載しているところもあります。何か専門的なスキルを持っている方はそれをアピールしてプロボノとして応募する。そういったものがない場合は、何かボランティアで参加できるものはないか問い合わせをしてみるのがよいでしょう。

ホームページに募集情報がない場合は、団体の代表アドレスに連絡入れるのでも大丈夫です。

また、気になる団体のメールマガジン登録や、SNSをフォローし、オンラインイベントに参加してみましょう。だんだんと距離を縮めていくイメージを持つといいですね。

自分が働くことをイメージして、スタッフや関わっている人の雰囲気を感じ、明るい未来が見えそうな場合、次のステップへ進んでいきましょう。

けん
けん

自分はいきなり団体にメールしましたが、代表がわざわざお話する時間をくれました。

オファーをする

団体を知り、雰囲気を肌で感じ、「ここで働くしかない!」と思えたら、いよいよオファーです。ボランティア等を通じて、団体の代表や事務局長スタッフとも関係が築けていると思います。意を決して、「ここで働きたいと思っているのですが、今募集中のポジションはありますか?」と聞いてみましょう。

条件面についてはおそらく年収が下がることは、折込済みかとは思いますが、現時点・将来的に希望している給与水準を伝えておくことは大切です。あまりにギャップがあり実現が不可能な場合は、採用された場合に双方不幸になることがあります。

もし、その時点で求人を出していなかった場合は、求人を出す際に声かけて欲しいと伝えておくと時期が来たら連絡がくるでしょう。

NPOで働くには能力はもちろんですが共感、相性は大事なポイントです。面接がはじめましての人よりも、これまでコミットして相互理解が進んでいる人の方が仲間として受け入れやすいはずです。もちろん団体の都合もあるため、100%採用されるとは限りませんが、比較的双方が幸せになりやすい転職活動になると考えています。

いきなり求人サイトから申し込むのはやめとけ!

NPOへの転職をするうえで、「今の会社を辞めたい!」「社会貢献をしたい!」と、勢いで前の会社を辞め、求人サイトの年収情報だけをみて申し込むのは絶対にやめておいた方がいいです。

NPOは働き方や給与面など多くの点で民間企業と異なります。不退転の状況でNPOに飛び込んでしまい、結果ミスマッチが起きると、入社ができたとしても、自分のキャリアが思ったように進めなくなってしまう可能性があります。

だからこそ、私は職がある状況で関わってみる「ボランティア・プロボノ」から入ることをオススメしています。NPOは自分が共感できるか、色々な条件が下がってもそれでもスタッフとして関わりたいと思えるか、が重要な判断基準になります。

けん
けん

私はここで辞めなかったら死ぬときに後悔すると思えたので転職を決めました

まとめ

NPO転職は民間企業の転職活動とは違い、共感をベースにしたマッチングが非常に重要。

一般的な就職先ではないNPOの実態やスタッフの雰囲気を知るうえでも、選考が最初の接点というのはデメリットが大きい。

まずはボランティアやプロボノを通じて団体のことを知り、行けると思ってから応募するようにしましょう。

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